准看護師でも健康スポーツナースを目指せる

医学の知識を持って運動や健康作りのアドバイスを行うのが、健康スポーツナースという仕事です。介護施設やスポーツクラブなど、さまざまなところで活躍できるようになっています。健康スポーツナースになりたいと考える人は、まずは看護師の資格を取得しようとするかもしれません。それは間違いではありませんが、准看護師のほうでもよいのを知っておくことが大切です。准看護師の資格は最短二年で取得できるため、できる限り早く健康スポーツナースになりたい人は目指すことも考えましょう。学ぶ時間が短い分、学費も安くなるため金銭的不安がある方も准看護師のほうがあっている可能性があります。

なお、どちらかの資格を取得してから健康スポーツナースになりたいと考えたときは、養成講座を受講しなければいけません。全部で二十時間あり、看護師と准看護師のどちらであっても学ぶ時間は同じとなっています。その後に筆記で行われる認定試験が待っているので、合格すれば健康スポーツナースとして名乗れるようになれます。ただし、登録する必要があるので、合格した後に手続きするのを忘れないようにしましょう。ちなみに、取得すれば一生効果が続くタイプの資格ではありません。有効期間が決まっていてきちんと更新しなければ、健康スポーツナースと名乗れなくなってしまいます。更新するには手続きをするだけではなく講習を受ける必要もあるので、失効してしまう前に条件をクリアしておきましょう。